ボラバイト プチコラム

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『ミルクと日本人』(武田 尚子)~牛乳の歴史を勉強~

台風24号が去ったと思えば次の台風25号の進路から目が離せない今日この頃。
先日の北海道胆振地震の農業被害額は139億円(9/25時点)、そのうち停電の影響による牛乳や卵の廃棄が要因で、畜産物の被害額は24億円だったそうです。

 

その牛乳。この仕事を始めてからずーっと「日本人はいつから牛乳を飲むようになったの?」と疑問に思ってたんです。そしたらちょうどいい本が!

 筆者の武田尚子さんは都市社会学や地域社会学が専門の早稲田大学の教授をされている方です。牛乳を含むミルク全般を手がかりに近代の社会の様子を探っていこう!ということで、「はじめに」のページで私の疑問に答えてくれています。

日本人の日常生活のなかに登場するよういなったのは「文明開化」の頃でザンギリ頭や牛鍋と同時代のニューフェイスである。
わずか150年ほど前まで、日本にはミルクを飲む習慣も流通させるしくみもなく、洋牛もいなかった。近代になってミルクを受容する意識や習慣が形成され、需要・供給の構造が作られていったのである。

150年前というと、私たちのおばあちゃんのおばあちゃんぐらいの方は牛乳を飲んだことがなかったのかも・・・? と思うわけです。

牛乳を使った滋養物は奈良時代から記録があるものの、牛乳や乳製品が広まったのは江戸時代のころ。長崎のオランダ商館からバターやチーズなどの乳製品や、牛乳をコーヒーやお茶と混ぜて飲む方法などが知られていったそうです。

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ホルスタインもジャージーもまとめて「洋牛」

時代はすこし進んで明治三年(1870年)、福沢諭吉が牛乳の宣伝文を書いています。
面白かったのでご紹介。

一、牛乳(洋名ミルク)
 牛の乳を搾り其ままこれを飲む。(中略)体の滋養を助け食物の消化を促し腹合をよくし元気を増すこと百薬の長と称すべし。又子を育てるに牛の乳を用れば乳母を雇うに及ばず。

牛乳はとにかく「滋養に良いもの」として宣伝されて広まっていったようです。

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