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農業小説:『幸せの条件』(誉田 哲也)

 最近読んだ本の中から、農業小説を一つ紹介します!

今回紹介するのは、誉田 哲也さんの『幸せの条件』という本です。

 

誉田さんと言えば、「ストロベリーナイト」を初めとする刑事物の推理小説や、「武士道シックスティーン」を初めとする「武士道」シリーズで有名ですが、こんな社会派の小説も書いているんですね。

 

あらすじは、片山製作所のお荷物OLの梢恵が「バイオエタノール用の米を作れる農家を探してこい」と社命を受けて、単身長野へ乗り込み奮闘するお話です。

 梢恵がまったく農業に関わったこともない農業初心者、という設定のおかげで、専門用語が出てきても、ちゃんと説明台詞があるので誰でも読みやすいと思います。農家さんの繁忙期の忙しさや、スケジュールを組む臨機応変さや、前向きに丁寧に暮らしている様が農業をしたことのない人でもひしひしと感じられるんじゃないでしょうか。

 

ここで中身をすべて説明するわけにもいかないので、ひとつだけ、ぐっと来た台詞を。

「確かに東京にはいろんなものがそろっているけど、それが必要かどうかは、また別問題だからね。少なくとも私に必要なものは、あまり都会にはなかったかな」

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